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〒611-0031 京都府宇治市広野町西裏57-3
このたび公開する着物原画は、呉服店が注文を取る際に使用したもので、岩絵の具や泥絵の具で描かれています。当時の着物デザインの流れを見るうえで貴重な資料です。
また、原画につけられた付箋も、古文書を学ばれる方がご覧になっても面白い資料となっています。これらの資料は入手当時かなりの破損がありましたが、2年にわたる保存会の修復班の力により、このような形で皆さまにご覧いただけることとなりました。
今回はその修復の一過程である「裏打ち」という作業にも関心を持っていただきたく、10日に実演展示を行います。また、4日の講演は京都で4代にわたり呉服商を営まれている古河一秀氏による着物づくりのお話です。
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